
館内とオンラインのハイブリット開催でアリラン・ブックトークVol.20『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち――<民族浄化>の原因はどこにあるのか』を開催しました。ゲストには本書籍著者で東京経済大学教員の早尾貴紀さんをお招きしました。会場とオンライン合わせて116名が参加しました。(2025/9/13)
ゲストの早尾貴紀さん(写真奥)と司会の鄭栄桓さん

— 講演の感想
・パレスチナ、イスラエル問題を世界の中で、日本と結びつけて考えることの重要性を、あらためて認識しました。充実したお話をありがとうございました。
・最近の早尾さんの縦横無尽のご活躍に敬意を表します。上記著書は既に読んていましたが、今日のセミナーで理解が深まったように思います。
・こういう場に来るとついつい話したくなってしまって困りますね。
・重慶虐殺、重慶爆撃として話を聞いたことがありましたが、イスラエルよりも先に、悪事をはたらいていた事に、ショックを受けました。
これまで作った本を紹介しながらパレスチナについて語る早尾さん

・ご著書『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』の第1部を中心に、植民地主義についての問題を学ばせていただきました。ありがとうございました。BOOKトークの場があちこちで開催され、パレスチナ問題が社会で正しく認識されることを心から願っています。早尾さん応援しています!!
・最近ウォーラーステインを少しづつ読んでいるのですが、世界システムの中での資本主義の膨張と植民地主義は分かちがたく結びついているのではないか、日本と欧米の植民地主義は同時代の世界システムの中で必然的に起きたことはのではないか、と思いました。パレスチナ問題を植民地主義の文脈からも捉えなおす早尾さんの論と通底するものを感じました。
・この度は貴重な機会を設けてくださり、ありがとうございました。
「ガザについて東アジアに絡めて考える必要がある」とのご早尾先生の発言に、まさに!との思いを強くいたしました。
ガザの問題を人道支援対象の気の毒な状況などという捉え方を決してしてはいけない事。
歴史をその国や場所単体でみるのではなくて、共時的な幅で過去からも掘り下げ、早尾先生ご指摘のように絡めて考える時、はじめて、過去も今も行われているシオニズムは、実は普遍的な、植民地主義、人種主義、国家主義の問題であり、日本の責任を問うだけでなく、私自身が問われる問題である事に気づかされました。即ち、パレスチナの方たちの命、朝鮮半島の方々の命、在日韓国朝鮮の方々の命の問題、今直面している痛みや事柄は、無知のままできた私自身の生き方によって引き起こされ続けている問題であることを理解しました。
問題は、これからをどう生きるか、だと思い、学び続け、学んだ事をどう行動にするか、だと痛感致しました。
また最後のところ「自分の場所で自分の仕事でできる事をやる」は背中を押されました。 今日の企画に深く感謝致します。
・パレスチナの入植植民地主義の問題について、近代日本と連関して論じていたのが良かったです。とても勉強になりました。
・普段聞けないような本の出版の裏話などが伺えて興味深かったです。執筆者(早尾氏)と編集者の方々との信頼関係が良く伝わってきました。それから、会場で飲み物やお茶菓子を用意してくださっていて、大変ありがたかったです。
