
館内とオンラインのハイブリッド開催でアリラン・ブックトークVol.23『朝鮮植民者:ある明治人の生涯』を開催しました。ゲストには跡見学園女子大学観光コミュニティ学部准教授の松井理恵さんをお招きしました。会場とオンライン合わせて99名が参加しました。(2026/3/21)
ゲストの松井理恵さん(写真右)と司会の鄭栄桓さん

— 講演の感想
・日本の人が戦前にソウルでいろんな活動をしていたお話を伺えてよかったです。
・土地・地理を説明いただくと、より本が立ちあがり再読する動機になりました。5日にソウル現代美術館「いつも・となりにいる展」に行く予定です。村松の足跡をたどってみたいと思います。
植民地時代の地図と現在の比較をし、現地を歩いたことについて触れる松井さん

・昨年、K-BOOKフェスティバルで〝記録ノート″を見せていただき『朝鮮植民者』を購入、ざっと読んでいましたが、今日のお話で深まりました。植民者が付けた地名の意味、それを使うことの意味など考えさせられる点が多かったです。 私自身、北海道で生まれ育ち、本州を内地、自分たちの住む地は外地だったので、植民者の立場・・・考えさせられました。
村松武司の名著の復刊に関心を持った方が多数参加された

・日本と朝鮮など、アジアの国々との関係、特に、今、課題となっている相互依存関係やその根底にあるものなどについて深く考えるのにとても役に立つお話だったと思います。ソウルの旧跡をたどるなど、生きた感覚が伝わってきて、見ていて刺激を受けました。それぞれの国の人たちが平和に暮らしていくことができる世の中であってほしいと切に祈っています。また、私も中国を含めて、日中韓の歴史についてはしっかりと学びなおしてみようと考えています。若い世代の人たちにも入っていきやすいテーマでもあり、また、現地に赴くなどして、収集された資料も理解の助けとなるよいトークだったと思います。企画やご準備を含めて、文化センターアリランさんのお働きに感謝いたします。
質問にも丁寧に答える松井さん

・今日の話を聞いて、ソウルの一等地に住んでいたいことがよく分かり、植民者の生活をしていた空間自体の特異性がよく分かりました(より具体的に想像できました)。
質問も多岐にわたり会場は盛況だった
