
概要:日本による植民地支配期に、川崎重工で作られたマテニ(マテ2型)は、朝鮮半島に導入されると主に山岳地帯の多い朝鮮北部で運行された。「マテ」は山岳型機関車を意味する、マウンテン型の日本式略称。マテニ10号は朝鮮戦争当時、北進していた南側(大韓民国側)によって接収され、開城-平壌の路線で運行されていた。
本書の構想は、著者が1989年に朝鮮民主主義人民共和国を訪れた際、かつて鉄道機関士として大陸を行き来していた老人に出会い、話を聞いたことから始まった。
近代の到来、そして日本による植民地支配の象徴であった鉄道。本書は、闘う産業労働者たちと鉄道員一家四代の、朝鮮半島における百年の物語である。
2024年国際ブッカー賞最終候補作、ついに邦訳刊行!
今回は、本書の翻訳を手がけられた作家の姜信子さんをお招きしてお送りいたします。
書籍:『マテニ10号(上)・(下)』
著者:黄晳暎
翻訳:姜信子/趙倫子
出版社:白水社
出版年月:2025年12月
ゲスト:姜信子さん(作家)
日時:2026年8月1日(土)15:00~17:00(開場14:30)
ハイブリッド開催(会場&オンライン)
会場:文化センター・アリラン閲覧室
※後見せ配信あり(配信後1カ月)
参加費:一般1,000円
学生/何かしらの困難を抱えている方600円
